大多喜町へ

竹アミズ製作の様子

大多喜町にある麻生商事さんへ竹アミズの買い付けに出かけました。ここ長生村からは車で30分ほど走った所にあります。大多喜町といえば『大多喜城』かつては城下町として栄えた地であり城のある町ですが、全国でも有数の竹の産地でもあります。麻生商事さんでは地元大多喜産の竹にこだわり太く肉厚の竹を厳選し、ご家族で竹アミズを製作販売されています。本来この竹アミズはセンリョウ畑の囲いとして使われるものですが、近年では用途の幅が広がり設計事務所からの問い合わせ注文が増えているそうです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

私共もこのように使用させて頂いております。

施工例①

施工例②

施工例③

                                                                                 

                                            

                                                                                  

                                                                  

                                                                            

施工例① 勝手口・外シャワー場のプライバシー確保のため使用                                                           
施工例② 外観美のためプロパンガス置場の囲いとして使用 プロパンガス交換用に出入口の確保、郵便受も備わっています。
施工例③ 敷地の囲いとして使用 風通しも良く、繊細な景観美、自然に溶け込む風合いが私としてはとても気に入っています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

建設中の大多喜町庁舎  

その後、大多喜町庁舎へ立ち寄りました。一昨年の事、この辺りではたいへん珍しい町庁舎建設プロポーザルコンペを行うという画期的な発想にたいへん驚かされました。プロポーザルには日本を代表する名立たる建築家の方々が参加されており、公開審査会場ではとても刺激的な時間を過ごさせてもらった記憶が残っています。その後、最優秀に千葉学建築設計事務所が決定し、この建設工事がまさしく今進んでいる最中です。現場内を窺い見ると構造部分の工事が進んでおり骨太のブレスが存在感を見せつけていました。8月の竣工が楽しみです。

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大震災

始めに、この度の東北太平洋沖地震におきまして災害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

大地震発生後、初めてのブログとなります。ここ外房は津波の高さ予測10mの大津波警報発令、そして地元の防災無線では住民に避難勧告が発令され一時騒然となりました。幸いなことに津波は予想よりもはるかに低く大きな被害を受けることなく胸をなでおろしました。私の住んでいる長生村・一松もかつて元禄の大地震(1703年)により発生した大津波で多くの人々が犠牲となった場所です。その津波の恐ろしさは現在でも地元の人達によって脈々と語り継がれています。この元禄大津波から300年が経ちましたが、これから来るであろう大地震・大津波に対して真剣に考えなければいけない時がきたと痛感しました。

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大網白里の現場②

吹く風は冷たくまだまだ寒い日が続いていますが、日差しがだいぶ春らしくなりましたね。本日は11時よりお施主様と現場にての打ち合わせです。現場に搬入する建材を仕入れながらの道中です。現場仕事がスムーズに運ぶように買い物もわたくし親方の大事な仕事でもあります。            
                       
建物外部は下地材はり完了。

外部の様子

                                                 
                                                                                                                                                                 2Fダイニングがら繋がるベランダ部分の防水工事完了。

ベランダ防水工事

                                                                                                      

                                                                                                                                                                                                                              
建物内部は天井工事が進行中となっております。
お施主様のご要望で天井にはラワンベニヤ、シナベニヤを使用しています。
お施主様・・・「いいですね~」と天井を見上げて満足そうでした。

天井工事

次の工程は床工事に入ります。
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記念写真

届いたアルバム

昨年、竣工した家のお施主様より写真が届きました。袋をあけるとアルバムが5冊。「こんなに沢山!?」と思いながらアルバムを手に取ると一冊ずつ職人たちの名前が書かれておりました。「皆様にお渡しください」との事。アルバムの中には昨年の引渡し日にお施主様と私どもで撮った記念写真が収められています。私あてのアルバムを開くとメッセージが書かれており、お施主様の温かいお気持ちに触れた一日となりました。

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現場回り

来月上棟予定の御宿の現場へ向かいました。鴨川、千倉に続いて3棟目の別荘工事となります。急きょ午後より解体工事の運びとなり近隣のお宅へご挨拶に伺い、そのあと設計事務所、水道、電気業者の方々と仮設工事等今後の工事について打ち合わせを行いました。

塔のたつ高台からの眺望

現場近くには地元の人達にメキシコ塔と呼ばれている塔があり、その塔のある高台へ30年ぶりに行ってみました。眼下に広がる太平洋、手前には岩和田漁港、そして向こう岸は隣接する勝浦市です。強く冷たい風でしたが仕事合間のちょっと一息。30年前の私は独立したてで仕事もなく、姉夫婦の依頼で初めて棟梁として家を建てた頃です。木造2階建て80坪という大きな家で一か八か材料を薪にする覚悟で挑みました。この家をまとめ上げた事が後々大工を続けていく上で大きな自信となりました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

昔話にそれましたが・・・。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
その後、地元・長生村の現場へ。2階建て住宅兼物置の新築工事です。地盤改良工事後、布基礎工事を終えコンクリートの養生作業に入る所でした。
毎回とても丁寧な作業をして頂いており信頼のおける気合の入った職人の方々です。                                             

長生村の現場

この後ようやく午後2時すぎの昼飯となりました。                                                                                                    

                                                                                                                              
                                                                                                                                           
  

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奉仕作業

息子が日頃より大変お世話になっている野球部の奉仕作業に参加しました。休日でもお客様との打ち合わせがあったり、事務的な作業の締切に追われたり、また月曜日からの仕事の段取りを組んだりと等々で毎回協力出来ず仕舞いで気にかかっていました。ようやく現場仕事も一区切りついた所でしたので、作業の傍ら保護者の方々との交流も図れたらと思いながら私の愛車『軽トラ』で学校へ・・・。

『地元特産物・梨』の畑

グラウンドのすぐ横には『地元特産物・梨』の畑が一面に広がっており、たいへん長閑な場所にあります。この梨の木々も来月には葉をまとい可愛い白い花を咲かせ、この風景も一変します。今は冬の厳しい寒さに梨の木もじっと耐えています。

奉仕作業の様子

さてさて、本日の作業内容はバックネット裏衝立作りと電灯の取付け等々で男手が必要との事です。保護者の方々も子供達が少しでもより良い環境で野球に打ち込めるよう作業に一生懸命です。           

あと1週間程で高校野球もシーズンインとなり他校との練習試合が解禁となりますがケガのない様がんばってもらいたいものです。

私も中学時代はサッカー、高校では野球を経験しており異色の経歴だといわれる事も少なくありません。中・高校と一つのスポーツを続けるというが一般的な様ですね。どうして?・・・単純に両方やってみたかっただけなんです。という訳で私も元高校球児!これから夏の甲子園が終わるまで息子との話題は『野球』で大いに盛り上がります。

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市川の現場②

 

左官職人による作業風景

市川の現場・最終工事です。
お施主様へのお引渡しも差し迫っており、この所の天候不順でコンクリート工事が遅れており頭を悩ませておりました。
どれほどこの晴れの日を待ち望んだことか・・・祈るような気持ちでした。

ようやく本日無事、玄関アプローと駐車場のコンクリート工事,フェンス取付け工事等々を終える事ができました。                                                                         

後日、建物の竣工写真の撮影が行われる予定です。まだ建物内部はご紹介しておりませんが、近々HP上でご覧いただける事と思います。

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大網白里の現場①

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

外 観

心配していた雪の影響もなく一安心といった所です。大網白里町の現場です。屋根の板金工事が終わり、現在はアルミサッシを取り付けて内部窓枠工事を進めています。
                                                                                                  
  

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

                                                              

窓枠工事

窓枠工事は職人が気を使う作業でもあり、熟練した技の見せ所です。                                             
この鴨居に使用していますタモ材は6年ほど前に東京市場より原木で購入したものです。                          
直径は75㎝ほどあり倉庫で乾燥させたものを自社工場で製材しました。
目の細かい年輪が刻まれている事から推測するに樹齢100年以上の原木ではないかと思われます。   
残念な事にこの様な素晴らしい原木が少なくなってきているのが現状です。                                                                                                      

次の工程としては外壁下地はりに入ります。  追ってご報告いたします。

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市川の現場①

外構工事

昨年より取り掛かっています市川の現場です。すでに住宅の工事を終えて現在は外構部分の工事を行っております。

玄関アプローチ工事

この建物は中庭を囲むように住宅が設計されています。中庭にはシマトネリコ、玄関アプローチ(道路側)にはエゴとヤマボウシの木々が植栽されており、これからこの建物の佇まいを見守っていく事でしょう。

                             道行く人たちは日々変わりゆく景観に興味津々の様子です

数か月間、この建物に愛着を持ちながら工事をさせて頂きましたが、私たちの手から離れ、お施主様へのお引渡しも間もなくの予定です。

                 

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雑誌掲載

新建築住宅特集2月号

昨年、私共で施工させて頂きました住宅が新建築社出版『新建築2月号』に掲載されています。
『涼風の家』というタイトルで 設計はイイヅカアトリエ飯塚拓生氏です。

どうぞご覧になって下さい。

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