有難い事に建物竣工後も追加での仕事を頂き御宿の現場へ通うのも7ケ月となります。
当初は挨拶を交わす程度であった近所の人達ともだいぶ打ち解け気兼ねなく世間話をする程に。
ある日の事、現場近くに住むおやじさんがぼやいていた。
先月の台風から20日が経とうというのに砂浜は未だ流木やらゴミやらで荒れ放題。
見るに見かねて町役場にも掛け合ったがなかなか動いてくれないというのだ。
「あっじゃぁワカメも取りに行けねえよ。誰か片づけてくれるもんはいねぇかね。」と困っている様子であった。
ならば!という事で自称万屋、わたくしの独断でこの『海岸清掃』を決行する事に。
勿論、ボランティアです。
砂浜へ行ってみるとやはり片付く様子もなく、台風一過の置き土産だけが散乱している状況です。
どうでしょうか。
気持ちの良い砂浜に戻りましたよね。
海岸清掃後もう一つボランティア。。。
近所のおばちゃんから壁に堆積した海砂を削って道を平らにして欲しいとの事。
『おーい、お茶』3本でアッという間の交渉成立!
夜家路に着けばいつにない作業着のひどい汚れ具合に「今日は何の仕事だったの?」かとオッカァに聞かれる始末。正直なとこ砂浜を駆けずり回り体はヘトヘトであったが心は清々しい気分であった。「今日は海岸清掃をしてきたぞ!」と胸を張って答えた。