暑い日が続いています。
里山の集落に佇むこちらでは裏山から流れ出る湧水の音が涼を感じさせてくれています。
さて、工事は屋根下地張り工事が完了。
軒の出は110。 最近の住宅ではあまり見かけなくなった化粧造りです。
職人が造りだす日本建築の美、そのうちの一つではないでしょうか。
昔から板の張り方にも決まりがあり、赤身が多く腐りにくい木の根元の方を軒先に向け時計回りに張っていきます。
見ての通り細かな作業ですので張り手間もかかります。また仕入れた材を現場で使うまでには作業所での加工、いわゆる『段取り』と言われる裏方の作業も必要となってきます。
2階部分から臨んだ里山の風景。
黄金に色づく前の田んぼの緑、草木の緑、いい眺めです。