昨日、上棟を迎えました。
前日に建て方を終え、当日は心配していた天候もさほど影響なく、厳かに建柱式が執り行われました。
その後は餅まきとなり、檀家の皆さんや地元の人達でたいへん賑やかな上棟となりました。
今回掲げたテーマは『素朴な佇まい』
礎石には自然石を使用する事としました。
石にも顔とも言える表情があります。右を向かしたり左へ回してみたりと、ようやくこの様に納まりました。
軒高は2200と控えめに。
一方、御堂内部お曼荼羅をこの軒高のおよそ2倍の4300の位置にと構想している。
建築とはつくづく難しい。
技術もさることながら、高さ低さ距離感と数字のセンスも問われる職業だと日々実感する。