来月の落慶法要を前に、昨日入仏式が執り行われ参列させて頂きました。
粛々と仏像や仏具が納められてゆきます。
御堂内は早くも仏具の漆の香りが漂っていました。
こうして仏像や仏具が整然と納まっていますが、工事中並々ならぬ苦悩がありました。
住職自ら段ボールを切り抜き、それらをお曼陀羅や仏像に見立て、それぞれの配置を幾度とシュミレーションし、頭を悩ませている姿があったのです。
さて、仕事を頂いてから今日までを振り返ってみますと、まだまだ至らない所も多々ありますが、僅か10坪の空間をどのように仕上げるか、私の試みを試す機会ともなり次へ繋がる自信をも頂いたような気がします。