再生

周囲を田園に囲まれた場所。
この家を懐に抱くかのように何十年もの月日をかけ成長してきた屋敷木の伐採を終えると この大屋根が姿を現し、限りなく開けたこの地のシンボルとなり存在感を放っている。

築年数は定かではないが、100年は経過している。
古民家再生、昨年からの計画がいよいよ動き始めました。

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土間では囲炉裏を焚き、屋根裏では蚕を飼っていたかつての名残がうかがえる。

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先ずは、傷んでいる土台材を新しい材へと替えると同時に補強に取り掛かります。
有難い事にこの家の敷地内には作業場にもなる離れがあり、この場を借り土台材の 墨付け・加工作業も進行している。

この家を求めた施主の想いと寄り添えるよう、古き良き味わいを大切に再生したいと考えている。

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