山門工事進捗状況です。
地盤改良工事基礎工事を終え、
現在は作業場にて材の手刻み加工が行われています。
手刻み加工の様子は追って報告する事としまして、
先ずは基礎工事が完了するまでの工程の報告です。
地面下1.2m掘り下げます。
地下水が作業の妨げとなり、
ウェルポンプを仕掛けながらの作業となりました。
左右三箇所ずつ丸くなっている部分は地盤改良跡です。
ちょうどこの上に柱が建つ事となります。
砕石が敷かれ、その上にステコンを流します。
ステコン枠の完了。
ステコン作業。
日常愛用品のタオルを頭にかぶり、私も応援に駆け付けます。
配筋作業完了。
構造設計事務所に御教授を頂きました。
ホイル状に配した鉄筋をコンクリートで覆う為、
型枠が組まれていきます。
生コン作業。
私も愛用のタオルをホオッカムリしての作業です。
この日は「木(き)組」ならぬ、
「土(つち)組」となりました。
石の据え付け作業。
石工の親方にお願いしました。
私もいつものホオッカムリで親方の手元に。
この石はお釈迦様の生誕の地インドから
遥々船旅でこの地までやってきました。
そして石の規格デザインは私のイメージした
つたないデッサンを基に
造って頂きました。
型枠が外れ鉄筋を覆っている
コンクリートの表面が顔を出しました。
滑らかで美しい
芸術品級の見事な仕上がりです。
転圧を繰り返し埋戻しを終えました。
石の設置個所をコンクリートで固定するため
再び枠が組まれていきます。
一番悩んだのはこの最後の仕上げです。
石の側面に凹凸がある為にコテ仕上げでは難しいと考え、
基礎屋の親方と相談の上、ㇾベラ―仕上げとする事となりました。
上手くいくか、、、
仕上がりに幾分不安があったものの
見事きれいな仕上がりに安心しました。