千葉県匝瑳市、飯高檀林跡にあります飯高寺(はんこうじ)へ行って来ました。
少々急な石段を上った先には総門
敷地内の木々で造られたのでしょうか、立派な材でこしらえた山門です。
山門をくぐった先にはスギの巨木が天を突く勢いで生い茂っています。
山道にはボコボコと巨木スギの根が張り出しており、根を踏まないようにと足元を気にしながら前へ。
一体が苔むすとまではいきませんが、所々に杉苔を見つける事ができます。
山道を道なりに進みますと、いよいよ正面に見えてきました。
飯高寺の講堂です。
小学校の頃、木造の体育館を講堂と呼んでいたのを思い出しました。
こちらも学僧の学び舎ですから。
たまたま見ていたNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」でこの御堂を目にした時は心揺さぶられるものがありました。
と云いますのも、私にとりまして『幻の御堂』とこの『飯高寺の講堂』が重なり合った瞬間でもあったからです。『幻の御堂』とは数年前に私どもが提案させて頂いた設計プランですが、あの場所にあの御堂が建つ事となっていたならば、おそらくこの様な感じではなかっただろか、、、という思いからでした。
何処にあるのかと調べれば、千葉県匝瑳市。
地元・千葉県にこんな所があったのかと驚きでした。