鎌ヶ谷の家、来週の上棟へ向けて作業が追い込みです。
作業所内では柱の手刻み加工中。
ヒノキの5寸柱、土台は青森ヒバを使用します。
さて、この家の主役とも云える丸桁の材を探しに、、、
やって来たのは地元木材の産地、馴染の製材所所有の山
寒空の下、切り出しの作業が行われていました。
歩き回り目印を付けたこの杉に決定。
山から切り出した杉の原木が到着。
丸桁として使用するには皮を剥ぎ自然乾燥をさせます。
何においても終盤のトリには大御所が出てくるものです。
さていよいよ、作業場から外へと大御所の出番となりました。
しかし、、、
フォークリフトのハンドルを右に切ればこっちに当たるだの、
左に切れば今度はあっちが当たるだの、、、
作業場内はフォークリフトのエンジン音に加え
怒号が飛び交い職人皆で大騒ぎです。
皆一様に丸桁にキズを付けないようにと心配しての事
何度もハンドルを切り替えし難関を突破!
ようやくこの場におさまりました。
なめらかな美しい木肌に仕上がっています。
丸桁の手刻み加工が始まっています